過払い金を請求する際には、弁護士か司法書士に依頼して解決するのが一般的です。しかし、自分自身の手によって解決することも可能なのです。何よりも弁護士や司法書士への何十万円という報酬を支払わなくてもよいというの大きなメリットです。しかし、法律の専門家、業務として実績のある人達が行うのとは訳が違いますから、幾つかのポイントを抑えておかなければなりません。

まず、過払い金額の確定です。借り入れ明細や支払い明細があればよいのですが、大抵の場合はすべて揃っているということはないので、債権者から取引履歴を取得し、これに基づいて計算を行います。計算方法などはソフトをダウンロードしてくれば簡単に行えます。次に請求書を送付し、業者と交渉を行います。

請求書もパソコンで検索してダウンロードしましょう。交渉においては相手が素人だとなめてかかってきて、支払いを拒否したり、低額を提示する業者もありますが、毅然とした態度で臨みます。もしこちらの意図に反する内容しか提示してこないようであれば訴訟となります。訴状やその他必要な書類もパソコンで検索すればすぐに見つかります。

訴訟を行えば、相手から和解を提示してくる場合もあります。もしなければ裁判所に出廷することになりますが、たいていの場合一度しか開かれません。というのも、業者とすれば、裁判で負けるのは当然ですから、わざわざ裁判費用をムダ払いすることはないからです。その後過払い金が入金となります。

このようにパソコンを駆使すれば費用は裁判にかかる数万円程度で済むことになります。ただし、流れを見ても分かるように、解決するまでに時間と手間がかかります。この時間と手間の部分が弁護士や司法書士に依頼する部分と比較してどうなのかを考える必要はあります。

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